歯ブラシ中の事故を起こさないために
こんにちは。
中目黒南口改札より徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。まだまだ蒸し暑い日が続きますね。早く梅雨が明けて欲しいものです。
さて、今回はお子様の歯ブラシ事情の最後の4回目として、前回歯ブラシ中に起きてしまうアクシデントについてお話ししました。
今回は最後の締めくくりとして、そのアクシデントを防ぐために何ができるか、どうすればよいかのをコラムでまとめてお話しできればと思います。
ぜひパパママ、おじいちゃん、おばあちゃんにもご覧になっていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
歯磨きを行う環境から
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保護者の見守りが大切
歯磨き中は、必ず保護者が見守るようにしましょう。もし電話などでその場を離れなければならない時は、必ず歯ブラシを預かるようにしてください。歯ブラシを持ったまま歩き回ると、転んで事故になる可能性があります。 -
必ず座って行う
乳幼児は座っている方が安定し、事故のリスクが低くなります。立った状態で倒れると、座った状態で倒れるよりもダメージが大きくなるため、歯磨きは必ず椅子に座って行いましょう。 -
歯磨き後も歯ブラシを預かる
歯磨きが終わったら、うがいのために移動する際も歯ブラシは持たせず、保護者が預かるか机に置きましょう。万が一、移動中に転んでしまうことを防ぐためです。
歯磨きに使う道具から
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安全対策が施された歯ブラシを使う
喉突き防止のため、持ち手にカバーがついているものや、ネックが曲がるタイプの歯ブラシがおすすめです。特に3歳前半までは、事故の多い時期なので、このような安全対策が施された歯ブラシを使いましょう。
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注意点
カバー付きの歯ブラシは、転倒時にカバーが外れてしまうことがあるので、注意が必要です。ネックが曲がるタイプは、横方向に力がかかると曲がって衝撃を逃がしてくれるため、特におすすめです。
守るべきポイント
- 歯磨き中は目を離さない
- 安全対策のある歯ブラシを使用
- その場を離れる時は歯ブラシを預かる
- 必ず座らせて磨く(歩いたり走ったりしながらの歯磨きはNG)
- 兄弟姉妹とぶつからないように気を付ける
- うがいの時も歯ブラシを持たせない
万が一事故が起きたら
歯ブラシが喉に刺さったり、出血している場合はすぐに救急車を呼んでください。また、事故の瞬間を見ていなくても、歯ブラシでケガをしている可能性がある場合は、すぐに病院で診てもらいましょう。歯ブラシも持参するとよいです。
まとめ
子どもの歯磨き中の事故は「変えられないもの」「変えたいもの」「変えられるもの」に分類できます。例えば、歯磨き自体は「変えられないもの」ですが、見守りや歯磨きの場所、姿勢、道具などは「変えられるもの」です。こうした変えられる要因を見直すことで、歯磨き中の事故のリスクを減らし、安心して歯磨き習慣を続けられるようにしましょう
お子様の歯のことでのお悩みや、歯並びの治療をより詳しく知りたい方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。
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監修
院長 宍戸 孝太郎
資格・所属学会
- 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
- SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
- SAC講師
- club SBC
- 日本口腔インプラント学会認定医
- 日本口腔外科学会会員