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セラミックの歯がかけてしまったら
こんにちは。
中目黒南口改札より徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。毎日茹でタコになっちゃいそうな日が続いてますね。早く涼しくなる日が来てほしくなってきました。
さて今回はセラミックにおけるトラブルの話です。
セラミックの歯は、自然な美しさと高い耐久性が最大のメリットですが、実は強い力が加わると欠けてしまうことがあります。もしセラミックの歯が欠けてしまった場合は、迅速に対処することが重要です。
では、セラミックの歯が欠けたときにはどう対処すれば良いのでしょうか。また、長持ちさせるためにはどのようにケアすれば良いのでしょうか。
今回のコラムでは、セラミックの歯が欠ける原因や対処法、さらにセラミックの歯を長く使い続けるためのポイントについて詳しく解説します。
早速セラミックが割れてしまう原因からご説明します!
セラミックが割れる・欠ける原因
セラミックの歯が欠ける原因には、状況やさまざまな要因が考えられます。
外部から強い衝撃が加わった
まずは、シンプルに外部からの影響です。転倒や事故などで外部から強い衝撃が加わることも、セラミックが欠ける原因になります。セラミックは硬い素材ですが、急激な外力によって割れや欠けが生じることがあります。インパクトには弱いです。
硬いものを噛んだ
氷やナッツ、硬いキャンディなどを噛むと、上記同様セラミックに一時的に過度な負担がかかり、欠けることがあります。特に硬い食べ物を無理に噛んだ場合、セラミックの歯は破損しやすくなります。しかし残念ながらこれは不可避の場合があります。
噛み合わせが悪い
もともとの噛み合わせが悪いと、セラミックの歯や天然の歯に過度の力がかかり、欠ける原因になります。術前に矯正治療を考えることもあります。さらに、噛み合わせの不良は顎に負担をかけ、将来的には顎関節症を引き起こす可能性もあります。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある
睡眠時や何かに没頭し、集中したりすると無意識のうちに行われる歯ぎしりや食いしばりも、セラミックの歯が欠ける原因の一つです。歯ぎしりや食いしばりによって、セラミックに強い力が繰り返し加わると、徐々にダメージが蓄積し、最終的に欠けてしまうことがあります。
もし大切なセラミックがかけてしまったら
もしセラミックの歯が欠けてしまったときには、早めの対処が大切です。欠けた部分が小さい場合は簡単な修復で済むこともありますが、大きく欠けた場合には再治療や交換が必要になることもあります。以下に、セラミックの歯が欠けた際の一般的な対処法を紹介します。
まずは歯医者さんに相談する
セラミックの歯が欠けた場合は、まずはできるだけ早く歯医者さんで受診することが重要です。症状がなくても欠けた部分を放置してしまうと、歯や歯肉に悪影響を与える可能性があります。例えば、欠けた部分が鋭利だと、舌や頬の内側を傷つけるリスクが高くなります。また、放置することで欠けた部分が広がることや、そこから細菌が入り込み虫歯になるリスクもあります。そのため、欠けたままにせず、すぐに歯科医院を受診することが大切です。
再治療を受ける
もしも大きく欠けた場合には、セラミックの歯を再作成する必要があることもあります。再作成には時間と費用がかかりますが、治療を先延ばしにするとさらに深刻な問題に発展する可能性があります。早めに歯医者さんに相談し、最適な治療を受けることが大切です。クリニックによっては、医院独自の保証などがあります。当院中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、院内保証とさらに保障会社と提携しているので、そのご案内も可能です。
お口の中を清潔に保つ
歯科医院で歯医者さのを診察を受けるまでの間は、欠けた部分を含め、お口の中を清潔に保つことが重要です。食後にはしっかり歯磨きを行い、口をすすいで食べかすや汚れが残らないようにしましょう。
硬いもの・刺激が強いものを避ける
セラミックの歯が欠けたときは、硬いものや刺激の強い食べ物を避けることが重要です。欠けた部分に硬いものが当たると、痛みやさらなる損傷が生じることがあります。柔らかい食べ物を選び、歯への負担を軽減するよう心がけましょう。
セラミックをできる限り持たせるには
セラミックの歯を長持ちさせるためには、日常のケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。ここでは、そのためのポイントをご紹介します。
食生活に少し気をつける
硬い食べ物を避けることは、セラミックの歯の寿命を延ばすために重要です。特に氷、キャンディ、ナッツのような硬い食品は、セラミックが欠けたり割れたりする原因になるため注意が必要です。とはいえ、日常生活で好きなことやものはやめられませんよね。摂取後はしっかりと歯磨きやうがいするなど、少しきにかけてあげることが大切です。
毎日しっかりと歯磨きをする
セラミック自体は虫歯にはなりませんが、それを支える天然の歯は虫歯になる可能性があります。セラミックの歯を長持ちさせるには、毎日しっかりと歯磨きを行い、フッ素入りの歯磨き粉を使用して虫歯を予防しましょう。歯間ブラシやデンタルフロスも併用し、特にセラミックと天然歯の接合部分を清潔に保つことが重要です。
定期的に歯科検診を受ける
これが最も重要であると思います。セラミックの歯の寿命を延ばすためには、定期的な歯科検診が欠かせません。歯科検診では、虫歯や歯周病のチェック、セラミックの状態確認、噛み合わせの調整などが行われ、問題があれば早期に対処できます。定期的に検診を受けることで、全体的な口腔の健康も維持できます。必ず担当の歯医者さんのチェックを受けましょう。
ナイトガードを使用する
もし歯ぎしりや食いしばりの自覚があったり、気がつかなくてもどなたかに指摘されたことがあれば、就寝時にナイトガードを使うことが推奨します。歯ぎしりや食いしばりによる過度な負担がセラミックにかかると、破損のリスクがかなり高まります。ナイトガードを使用することで、その負担を軽減し、セラミックの寿命を守ることができます。
ストレスを溜めない
ストレスが溜まると、上記のような歯ぎしりや食いしばりが悪化し、セラミックの歯に過度な力がかかることがあります。リラックスした生活を心がけることが、歯の健康を保つうえで重要です。時々の運動や趣味を楽しんだり、深呼吸や瞑想を取り入れるなどして、ストレスを軽減する工夫をしましょう。
噛み合わせを調整する
噛み合わせが悪いと、特定の歯に過剰な負担がかかり、セラミックの歯の寿命が短くなる可能性があります。歯科医院で歯医者さんに定期的に噛み合わせを確認してもらい、必要に応じて調整してもらうことで、セラミックや天然の歯、そして顎への負担を軽減できます。
セラミックの歯を長持ちさせるためには、これらのポイントを守りつつ、日々のケアを怠らないことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。セラミックの歯は、美しさと耐久性を兼ね備えていますが、不意に硬い食べ物を噛んだり、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまうと、過度な力がかかり欠けたり、割れたりすることがあります。
もしセラミックの歯が欠けた場合は、早めに歯医者さんに相談しましょう。放置すると、欠けた部分が舌や頬の粘膜を傷つける可能性があり、さらに虫歯菌が侵入して別の問題を引き起こすリスクもあります。
セラミックの歯が欠けるのを防ぎ、長持ちさせるためには、定期的な歯科検診を受けることや、噛み合わせの調整を行うことが重要です。こうしたケアによってトラブルを予防し、セラミックの歯を長持ちさせましょう。
セラミック・ジルコニア・オールセラミック治療なら東京都目黒区の中目黒BIANCA歯科矯正歯科へ
今回はセラミック、ジルコニアなどの歯の長持ちのさせ方について解説いたしました。
中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、患者様の不安や痛みを取り除けるようさまざまな工夫をして治療を提供しています。
そしてさまざま症例、審美治療を行っております。
また、当院ではカウンセリングや説明の時間を重視しており、ゆったりした時間を設け、患者様が治療の内容を十分に理解し、納得した上で治療に進むことができるように努めています。
セラミック・ジルコニア・オールセラミック治療をより詳しく知りたい方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。
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監修
院長 宍戸 孝太郎
資格・所属学会
- 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
- SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
- SAC講師
- club SBC
- 日本口腔インプラント学会認定医
- 日本口腔外科学会会員