地味だけど嫌 口内炎ってなんでなるの?|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

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地味だけど嫌 口内炎ってなんでなるの?|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

口内炎について

中目黒徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。

口内炎って地味ですが、食事や会話に影響がでたり、できやすい人もいたりと厄介なことがおおいですよね。

見えない部分なので余計に共感がしづらい部分でもあります。

今回はそんな口内炎のコラムを書いてみたいと思います。

そもそも口内炎とは、お口の中の粘膜や筋肉が様々な要因で炎症を起こしている状態のことです。
口内炎は、頬の内側の粘膜、唇の裏側の粘膜、歯茎、舌など、お口の中のいたるところに出来るので、口内炎になられた方はわかると思いますが、食事や歯磨き、会話の時に痛みや不快感を感じます。

普段の当たり前の生活が出来なくなり、ストレスも抱えてしまいます。

では、口内炎ができる原因は何なのでしょうか。
口内炎が出来てしまったらどうすればよいのか。
さらに口内炎にならないために何をすればよいのか。
それぞれ詳しく解説していきます。

 

口内炎のメカニズム

口内炎はなぜできるの?

口内炎ができる原因は、明確にはわかってはいません。

ただし大きく分けて以下の3つの要因が考えらます。

①栄養バランスなどの食生活、睡眠の乱れ

仕事が忙しくて外食やコンビニ中心、ついついスナックなどを食べ過ぎてしまったり、栄養のバランスが偏ってしまうことで口内炎ができやすくなります。
また、特に栄養素の中でもビタミンB2が不足すると代謝が正常に行われなくなり炎症や唇のひび割れの原因となります。さらにB6が不足すると免疫力の低下に繋がり細菌やウイルスの影響を受けやすくなります。

②日中の疲れ・ストレス・睡眠不足による免疫力の低下

仕事などが忙しくて疲れやストレスが溜まっていたり、寝不足によって全身の免疫力が低下してしまうことで口内炎ができやすくなります。

お口の中は思っている以上にセンシティブな環境です。

緊張や慣れない環境にいると唾液の分泌量、性質が変わったります。
もし免疫力の低下などが原因によりウィルス性、例えば「ヘルペスウイルス」などが代表的です。

このウィルスに感染していると普段は悪さをしないのですが、免疫力や体力が低下すると全身にも影響を及ぼしてきます。

③外的要因による粘膜の外傷・損傷

食事中などに間違えて頬の粘膜や唇、舌を噛んでしまった経験がありませんか?そこで細菌が繁殖して炎症が起こり、びらん、潰瘍(アフタ)などができることで口内炎になります。

外的な要因により、粘膜が傷ついて起きる口内炎です。
ご自身の歯で「歯が尖っている」「かぶせ物・詰め物があっていない」「噛み合わせが良くない」などがある場合は、放置せず歯科医院にて原因を調べてもらいましょう。

 

口内炎・炎症が悪化するメカニズム

①栄養やビタミンの不足や、疲労、ストレス、ウイルス感染、外的刺激などにより、タンパク質分解酵素の一種プラスミンが発生します。
②プラスミンが増え続けることによって、炎症のもと(ヒスタミン)や痛みのもと(プロスタグランジン・ブラジキニン)が出て、血管を拡張します。
③炎症が一度起きると血管からこれらの物質が漏れ出やすくなり、浮腫(むくみ)が起こり、痛みが発生します。
④炎症が治らず、継続すると、粘膜の表面がただれてびらん様になります。
⑤さらに、ただれた部分がえぐられ、アフタ(潰瘍)口内炎ができます。

口内炎が出来たら・・・

実際に口内炎ができてしまったら何ができるか、口内炎の種類ごとに説明していきます

以下に種類を挙げていきます。

口内炎の種類

①アフタ性口内炎

最も一般的な口内炎で、小さな円形または楕円形の潰瘍ができます。

潰瘍は白や黄色で周囲は赤くなっており、痛みを伴います。 ストレス、栄養不足、免疫力の低下が原因とされています。

対処法として まずは、 食後や就寝前に口内を清潔に保つためのうがいを行いましょう。

あまりに痛みが強い場合は、対症療法として 痛みを和らげるために、局所麻酔薬も使用します。

炎症を抑える目的でステロイド軟膏塗布するのもよいです。同時にビタミン補給として ビタミンB群や鉄分の摂取を心がけましょう。

歯科医院でレーザーなどを当て、治癒を促すのも有効です。

②ヘルペス性口内炎

ヘルペスウイルス(HSV-1)によって引き起こされます。 水疱が破裂して痛みを伴う潰瘍になることが多く、口腔内だけでなく、片側の 口唇や口周りにも症状が現れるのも特徴です。対処法としては、抗ウィルス薬(アシクロビル)などを内服します。同時に唇や口腔内が乾燥しないよう保湿をよく行い、休息を十分にとることで免疫力を高めましょう。

③カタル性口内炎


 刺激物(熱い飲食物、化学物質、機械的な刺激)によっておきる口内炎です。 幹部が赤く腫れ、痛みを伴います。

対策、治療法としては刺激物の回避として熱い飲食物や辛い食べ物、刺激性の強い化学物質を避ける。清潔に保つためうがい薬口内を洗浄する。
そして食生活改善として 栄養バランスの良い食事を心がけるということが挙げられます。

④真菌性口内炎(口腔カンジダ症)


 カンジダ菌が原因です。 白い斑点が口内や舌に現れることが多く、 抗生物質の使用や免疫力の低下が原因となります。カンジダはカビ菌(真菌)なのですが、これは元々は口の中に存在している常在菌で、免疫力の低下や糖尿病や血液の疾患、ガンなど他の病気を患っている方で抵抗力が弱っている場合に発症することがあり、これを日和見感染症といいます。通常健常者では起こりにくいです。

治療法として、抗真菌薬(フルコナゾールやニスタチンなど)を用います。

⑤ビタミン欠乏性口内炎
特定のビタミン(特にビタミンB群、鉄、亜鉛)の不足が原因で起きる口内炎です。患部が赤く炎症し、痛みを伴うことがあります。

対策・治療法としては、ビタミンB群、鉄、亜鉛の不足を補うためのサプリメントやバランスの良い食事を摂取し、ビタミンを補給します。また食生活改善として 緑黄色野菜や赤身の肉、魚、豆類などを積極的に摂ることを推奨します。

口内炎にならないために

まずは、何よりも正しい生活習慣と食生活をするようにしましょう。
早寝・早起きや、毎日決まった時間に起床・就寝するなど、規則正しいリズムで生活することを推奨します。

他にはストレス発散、口腔内を常に清潔を保つことです。

私たち歯科医院からできるアプローチとして、口腔内の健康を保つためしっかりとした治療をご案内いたします。次回以降でそのお話もしていきます。

いかがでしたでしょうか。

口内炎ができた時のお役に立てれば幸いです。

 

中目黒駅徒歩1分の歯科・歯医者 『中目黒BIANCA歯科矯正歯科』

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【アクセス】

中目黒駅より徒歩1分

監修

院長 宍戸 孝太郎
中目黒BIANCA歯科矯正歯科
院長 宍戸 孝太郎

資格・所属学会

  • 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
  • SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
  • SAC講師
  • club SBC
  • 日本口腔インプラント学会認定医
  • 日本口腔外科学会会員