子供の歯ブラシ・歯磨き事情 2|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

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子供の歯ブラシ・歯磨き事情 2|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

イヤイヤ期までの仕上げ磨きのポイント何?

こんにちは。

中目黒南口改札より徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。お昼休みには暑いのでついついアイスクリームを食べてしまいます。

前回は仕上げ磨きの役割についてお話ししましたが、その続きとして2回目は、仕上げ磨きのポイントについてお話したいと思います。

どんな道具でどんなふうに磨くのがよいのでしょうか。またタイミングはどうでしょうか。

そんな疑問にお答えするようなコラムを記載したいと思います。

早速、歯が生え始めた時のブラッシングのポイントをお伝えします!

歯が生え始めたら

前歯が生え始めてきた時場合は、細いブラシ部分を持つタフトブラシと呼ばれるものを使い、優しく磨いてあげましょう。この際、柔らかい毛で、毛先が山型になっているタイプを選ぶと良いです。

また、歯ブラシをうまく口の中に入れられなかったり、噛んでしまって上手に磨けないこともあるかもしれません。そんなときは、毛のような小さな突起がついた指サックや、シンプルなのは指にガーゼを巻いて指で磨く、拭ってあげるような方法もおすすめです。

次にしっかり前歯が生えてきたタイミングでは

上唇をめくると、唇から歯茎にかけて伸びるスジ(上唇小帯)が見えます。

 

この上唇小帯の大きさはお子さんによって異なり、大きい場合は歯と歯の間を通り抜けることもあります。専門的には高位付着といいます。その場合、今後大人の歯が生えてくるときに、スジが邪魔してしまい、歯と歯の間に隙間ができることもあります。

逆に、ほとんど上唇小帯がない場合もあります。歯ブラシが上唇小帯に当たると痛みを感じることがあり、「歯ブラシ=痛い」というイメージ、印象から歯磨きを見るだけで嫌がるようになる可能性があります。

上唇小帯が小さいお子さんの場合、歯ブラシを横にして磨いても痛みが出ることは少ないですが、上唇小帯が大きい場合は歯ブラシを縦にして磨くことで、当たるリスクを減らすことができます。

前歯を磨く際には、唇を軽くめくりながら、力を入れずに細かく動かして、1本ずつ丁寧に磨いてあげましょう。その際、柔らかい毛で、ヘッドが小さい歯ブラシを使うのが良いです。

歯が全部生え揃ったら

奥歯が生え始めると、食べられるものの種類が増えますが、歯と歯の間に隙間がない場合、食べ物が詰まりやすくなります。歯ブラシだけでは不十分な場合は、フロスも取り入れて歯のケアをしましょう。

奥歯が生えかけの時には、タフトブラシを使って細かく動かしながらしっかり磨いてください。前歯は唇側(上顎側)を磨くことが中心ですが、奥歯は外側と内側に加え、噛む面もしっかり磨く必要があります。特に溝まで丁寧に磨くことが大切です。

2歳くらいになったら、実際にお子さん自身にも歯磨きをさせてみましょう。その際、鏡を見ながらだと興味を引きやすくなると思います。ただし、お子様が自分で磨く際は、絶対に目を離さないようにしてください。転倒などによる思わぬケガの原因になることもあります。

使用する歯ブラシは、ヘッドが小さく、毛にコシのあるものやタフトブラシ(毛先が山型のもの)、フロスを取り入れると良いでしょう。また、子どもが自分で磨く際には、ネック部分が柔らかい素材の歯ブラシを選ぶのもおすすめです。どんなに柔らかい歯ブラシを使っていても、磨いている間は目を離さず、歩きながらの使用は避けましょう。

パパママ必見?!イヤイヤ期の仕上げ磨き対策

歯ブラシを噛んじゃう

仕上げ磨きの際にお子さんが歯ブラシを噛んでしまうことはよくあります。これは単に歯磨きが嫌で噛んでいるだけでなく、口を開け続けていることに疲れてしまう場合もあるのです。大人でも長時間口を開けていると疲れますよね。

そんな時は、もしよかったら、割りばしや使わなくなった歯ブラシの柄にテープを巻き、その上にガーゼを巻いたものを前歯で軽く噛ませてみてください。何かを噛むことで、口を開けるのが少し楽になるとおもます。また、歯ブラシを舌で押し返そうとする場合に関しても、ガーゼを巻いたものを使って舌を軽く押さえながら歯磨きを行うと、磨きやすくなります。

歯磨きに時間をかけられない!

特にイヤイヤ期のお子さんに対して、寝る前にしっかり全体を磨くのは難しいこともあります。そんな時は、上の歯は夜、下の歯は朝というように歯磨きを2回に分けて行い、1日を通して全体のケアができるように工夫しましょう。1回にかける時間を短くすることで、お子さんの負担を減らせます。

動きが激しく、磨き残しが心配 お子さんが動き回ってしまう場合は、磨く順番を決めるのも良いアイデアだと思います。これは大人が歯を磨く際にも役立ちますが、毎回同じ順番で始めることで、ルーティンにすることで全ての歯を均等に磨くことができます。特に奥歯の噛み合う面を忘れずに磨くことが大切です。磨く順番を紙に書いて貼っておくと、確認しながら進められるのでおすすめです。お子さんが自分で磨くときにも役立つかもしれませんね!

歯磨き中の注意点

歯磨きの際は、お子さんの頭を必ず膝の上に乗せてあげてください。もしお子さんが動いてしまう場合は、股の間に頭を挟み込むと安定し、磨きやすくなりますよ。この方法は、お口の中がよく見えるだけでなく、お子さんの頭を固定することで安全に歯磨きを行えるようにするためです。可能なのであれば、登山用や釣りの時に使うようなヘッドライトがあるとよりベターだと思います。お子様が嫌になって、突然頭を動かしてしまうと、歯ブラシが口の中を傷つけることがあるため、頭をしっかり固定してケガを防ぐように気をつけてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?イヤイヤ期の仕上げ磨きのポイントについてご紹介しましたが、これは一般的なアドバイスです。歯の生え方や、歯磨き中の舌の動きはお子さんによって異なります。歯医者では、お子さん一人一人に合った歯磨きの方法をお伝えしていますので、歯磨きに関するお悩みやお口の成長についての不安があれば、どんな些細なことでも気軽にご相談ください。悩みを一人で抱え込まず、我々専門家のアドバイスを活用してくださいね。

 

お子様の歯のことでお悩みがあったり、歯並びの治療をより詳しく知りたい方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。

中目黒駅徒歩1分の歯科・歯医者 『中目黒BIANCA歯科矯正歯科』

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【アクセス】

中目黒駅より徒歩1分

 

監修

院長 宍戸 孝太郎
中目黒BIANCA歯科矯正歯科
院長 宍戸 孝太郎

資格・所属学会

  • 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
  • SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
  • SAC講師
  • club SBC
  • 日本口腔インプラント学会認定医
  • 日本口腔外科学会会員