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お子様の虫歯治療について
こんにちは。
中目黒南口改札より徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。
かなり外はあつくなってきましたね。梅雨明けもそろそろでしょうか。
さて、今回はお子様の虫歯治療です。
まず最初に、子どもの虫歯はどのように治療を進めていくのか、また治療を受けられる年齢についてお伝えします。
子どもの歯はエナメル質が薄く、柔らかいため、虫歯になると短期間で歯の内部へと広がってしまう傾向があります。
そのため、痛みを感じたときにはすでに虫歯がかなり進行しており、深刻な状態になっていることも少なくありません。
虫歯の進行段階とそれに応じた治療法については、下の図に示すように、段階に応じた適切な虫歯治療が必要です。
【中目黒の歯医者・中目黒BIANCA歯科矯正歯科が解説】子どもの虫歯治療は何歳からできる?
お子さんの虫歯治療をいつから始められるのか、不安に思われている保護者の方も多いのではないでしょうか?
中目黒の歯医者として、よくいただくご質問のひとつです。
👶 虫歯治療は何歳から可能?
一般的に、虫歯治療は4〜5歳頃から可能とされています。
3歳未満のお子さんは、治療中にじっとしていることが難しいため、場合によっては治療が難しいこともあります。
🛡️ 中目黒の歯医者が教える!子どもの虫歯予防の6つのポイント
お子さんの歯を健康に保つためには、虫歯予防がとても大切です。中目黒の地域にお住まいの方は、ぜひ以下のポイントを日常に取り入れてみてください。
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毎日の歯みがき
食後の歯みがきを習慣づけ、保護者による仕上げ磨きを丁寧に行いましょう。 -
おやつの管理
甘いお菓子やジュースの摂取は控えめにし、間食の時間を決めることが効果的です。 -
フッ素塗布
定期的に歯科医院でフッ素を塗布することで、歯を強くし、虫歯予防につながります。 -
シーラント処置
奥歯の溝をプラスチック樹脂で埋めることで、汚れのたまりやすい部分を保護します。 -
定期的な歯科検診
中目黒の歯医者でも、定期検診によって虫歯の早期発見・予防が可能です。 -
日々のケアと歯医者でのチェック
ご家庭でのケアと、歯科医院での定期チェックを組み合わせることで、子どもの歯の健康を守れます。
🦷 乳歯の虫歯を放置すると永久歯にも影響が…
乳歯だからといって油断は禁物です。虫歯を放置すると、後に生えてくる永久歯の位置や質にも影響を与えることがあります。
そのため、中目黒の歯医者の中目黒BIANCA歯科矯正歯科では乳歯の虫歯も早期に対応することを推奨しています。
【中目黒の歯医者が解説】歯が白く濁るのは初期虫歯のサインかも?
お子さんの歯の表面が白く濁って見えることはありませんか?
中目黒の歯医者では、こうした症状について「初期虫歯(初期う蝕)」の可能性があると考えています。
これは虫歯が本格的に進行する前段階であり、「脱灰(だっかい)」と呼ばれる状態です。
🦷 脱灰とは?
脱灰とは、歯の表面(エナメル質)からミネラル成分(カルシウムやリンなど)が溶け出す現象のことです。
この段階でしっかりケアをすれば、虫歯の進行を食い止めることが可能です。
【虫歯の進行段階と治療法】中目黒 歯医者の対応例
① 初期の虫歯(脱灰)
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症状:歯の表面が白く濁り、まだ穴は開いていない状態。
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治療:フッ素塗布やブラッシング指導で再石灰化を促進します。
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予防:毎日の丁寧な歯みがきと、中目黒の歯科医院での定期検診が重要です。
② エナメル質の虫歯
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症状:エナメル質に小さな穴ができている状態。
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治療:虫歯部分を削り、歯科用レジンで修復します。
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治療回数:通常1回で終了。再発防止には定期検診が効果的です。
③ 象牙質に進行した虫歯
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症状:冷たいものがしみるなど、痛みを感じやすくなります。
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治療:虫歯を削って歯型を取り、詰め物を作成・装着します。
④ 歯髄(神経)に達した虫歯
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症状:激しい痛み、腫れなどがあり、日常生活に支障が出ることも。
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治療:**根管治療(神経を除去し内部を清掃・消毒)**が必要です。
お子さまの場合は、生活歯髄切断法により神経の一部を残す処置を行うこともあります。
⑤ 歯根だけが残った重度の虫歯
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症状:歯の大部分が崩壊し、根だけが残っている状態。
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治療:多くの場合、抜歯が必要です。
乳歯の場合は、永久歯の位置や噛み合わせに配慮し、スペース確保の処置も行います。
✅ まとめ|お子さんの歯の白濁や虫歯が気になったら中目黒の歯医者・中目黒BIANCA歯科矯正歯科へ
お子さんの歯に「白く濁っている部分」や「小さな黒い点」などが見られたら、それは虫歯のサインかもしれません。
虫歯は早期発見・早期治療がとても重要です。
中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、お子さまの成長や性格に合わせた優しい虫歯治療・矯正治療を心がけています。
気になる症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
監修

院長 宍戸 孝太郎
資格・所属学会
- 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
- SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
- SAC講師
- club SBC
- 日本口腔インプラント学会認定医
- 日本口腔外科学会会員