インプラント周囲炎って何？症状や原因、放置するリスクを解説！｜中目黒BIANCA歯科矯正歯科

インプラント周囲炎って何？症状や原因、放置するリスクを解説！

インプラント周囲炎って何？症状や原因、放置するリスクを解説！

こんにちは

中目黒徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。

インプラントに関する知識や情報について多く発信していきますね！

インプラント周囲炎って何？ 🦷💭

インプラント周囲炎は、簡単に言うと インプラント版の歯周病 です。
インプラントは 人工の歯 なので虫歯にはなりませんが、ケアを怠ると 細菌が増えて炎症を起こす ことがあります。

天然の歯 には 歯根膜 というクッションのような組織があって、これが血流をサポートしながら 細菌と戦う力を持っています。でも、インプラントには歯根膜がない ため、細菌に感染しやすいんです。

実際の調査では、インプラントを入れた人の約10%がインプラント周囲炎に、その前段階の インプラント周囲粘膜炎 も含めると 約40%の人が何らかの炎症を経験 しています。

インプラント周囲炎の症状って？ 🤔

進行度によって2つの段階に分かれます。

① インプラント周囲粘膜炎（初期段階）

✅ 歯ぐきが腫れる・赤くなる・出血する
✅ まだ骨までは炎症が広がっていない

この段階なら、しっかり治療すれば インプラントを長持ち させることができます！

② インプラント周囲炎（進行した状態）

✅ 歯ぐきが腫れて膿が出る
✅ 歯ぐきが下がり、インプラントがグラつく
✅ 炎症が骨にまで広がると、最悪インプラントが抜けることも…！

この状態まで進むと、治療が大変になります。早めの対策が大事ですね！

インプラント周囲炎の原因って？ 🚬🍷🍔

口の中のケア不足 🪥
　→ 細菌が増えると炎症のリスクUP！
喫煙 🚬
　→ 血流が悪くなり、免疫力が落ちる…
歯ぎしり・食いしばり 😬
　→ インプラントに余計な力がかかると炎症を引き起こすことも
歯周病になったことがある 🦷
　→ 歯周病菌とインプラント周囲炎の原因菌はほぼ同じ
糖尿病 🍩
　→ 血糖値が高いと細菌が繁殖しやすい！
遺伝 🧬
　→ 免疫力が低いと炎症を起こしやすい傾向も

放置するとどうなる？ ⚠️

上にも写真をだしましたが、

インプラント周囲炎を放っておくと…

🚨 歯ぐきがどんどん下がる
🚨 インプラントがぐらつく＆最終的に抜ける
🚨 細菌が血液に入り、糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞のリスクがUP！

「ちょっと赤いな…」くらいで油断せず、早めに対策をしましょう！

どうやって治療するの？ 🏥

状態によって 2つの治療方法 があります。

① 非外科的治療（手術なし）

🦷 歯石や汚れを除去
💊 抗生物質で細菌を減らす
🧴 歯周ポケットを洗浄して薬を入れる
🪥 正しい歯磨き方法の指導

この段階なら 比較的ラクに治せます！

当法人ならYagレーザーというものがあります。

② 外科的治療（手術が必要）

🔪 歯ぐきを切開して、汚れを取り除く
🦴 必要なら骨を移植することも…！

重症化すると インプラントを抜かなきゃいけないこともある ので、早めの治療が大事です。

インプラント周囲炎を防ぐには？ 🏠🪥

「インプラントは人工だから大丈夫！」は大間違い！
セルフケアをしっかりすれば、10年後の生存率は 90%以上 ！

✅ 正しい歯磨きをする
・ヘッドが小さめの歯ブラシを使う
・タフトブラシ（細かい部分を磨ける専用ブラシ）を併用する

✅ 定期的に歯科でメンテナンスを受ける（3ヶ月ごとが理想）
・レントゲンで 骨の状態 をチェック！
・噛み合わせや インプラントのぐらつき を確認！
・歯石を徹底的にクリーニング！

まとめ📝

🔹 インプラント周囲炎は インプラントの歯周病
🔹 放置すると 最終的にインプラントが抜けるリスクも！
🔹 原因は 細菌・喫煙・歯ぎしり・糖尿病など
🔹 早期なら 非外科的治療 でOK！
🔹 進行すると 手術や最悪インプラント抜去が必要に…
🔹 正しいケア＆定期メンテナンス で予防が超重要！

インプラントを長持ちさせるために、毎日のケアと定期的なメンテナンスを習慣化 しましょう！💪✨