セラミックの歯はどれくらい持つの?短くなる原因や交換目安、長持ちさせるポイントを徹底解説|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

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セラミックの歯はどれくらい持つの?短くなる原因や交換目安、長持ちさせるポイントを徹底解説|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

セラミックの歯はどれくらい持つの?短くなる原因や交換目安、長持ちさせるポイントを徹底解説

中目黒徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。

もう12月になり、外もすっかり寒くなりました。街もクリスマスカラーに染まりつつありますね。

今回はセラミックについてのコラムになります。

セラミックの歯は、その美しい白さと自然な見た目から、多くの方に選ばれていますし、歯科医院にとって必要な治療オプションの一つです。セラミック治療を検討している方の中には、「セラミックの歯はどれくらい持つのだろう?」と寿命について気になっている方もいるではないでしょうか。最近はSNSなども積極的におこなっておりますが、よくいただく質問の一つです。

また、セラミックの歯をできるだけ長持ちさせる方法について知りたいという方も多いと思います。

そこで今回は、セラミックの歯の寿命について詳しくご紹介します。さらに、寿命を短くしてしまう原因や、セラミックの歯を長く保つためのポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

まずはセラミックの持ちから説明します。

セラミックはどれくらい持つの?

セラミックの歯の寿命は、生活習慣や日々のケアの仕方によって異なりますが、一般的には10~15年程度とされています。

セラミックは表面が滑らかで汚れが付きにくい素材です。また、天然の歯との間にすき間ができにくいため、虫歯になりにくいともいわれています。そのため、適切なケアを続けることで、20年ほど使用できるケースもあります。

さらに、定期的に歯科検診を受けることで、セラミックの歯を良好な状態に保ちやすくなります。もしセラミックの歯が寿命を迎えた場合は、新しい詰め物や被せ物に交換することを検討する必要があります。

セラミックの歯の寿命が短くなる主な原因

上記の通りセラミックの歯は通常10~15年程度の寿命が期待されますが、適切に使用しなければ寿命がさらに短くなる場合があります。ここでは、セラミックの歯の寿命を縮める主な原因について詳しく解説します。

1. 歯ぎしりや食いしばりの習慣

歯ぎしりや食いしばりは、セラミックの歯に過度な負担を与える大きな要因です。過剰な力が加わると、セラミックが欠けたり割れたりする可能性があります。特に、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまう就寝中は注意が必要です。

もしこうした習慣がある場合は、早めの対策が重要です。改善が難しい場合は、歯科医師に相談して適切な治療を受けましょう。

2. 噛み合わせの不具合

噛み合わせが悪いと、セラミックの歯に一部だけ過剰な力がかかり、欠けや割れを引き起こすことがあります。セラミックは丈夫な素材ですが、継続的に偏った力がかかるとダメージを受けやすくなります。

また、噛み合わせが悪い状態を放置すると、歯だけでなく顎にも負担がかかり、顎関節症などのトラブルを引き起こすことがあります。

3. 口腔ケアの不足

適切な口腔ケアを怠ると、セラミックの歯の周囲にプラークや歯石が溜まりやすくなります。セラミック自体は虫歯になりませんが、支えとなる天然の歯が虫歯になる可能性があります。

もし支えとなる歯が虫歯になると、セラミックを取り外して治療する必要があり、結果としてセラミックの寿命が短くなります。

4. 硬い食べ物の摂取

ナッツ類、氷、キャンディなどの硬い食べ物をセラミックの歯で噛むと、割れるリスクが高まります。セラミックは丈夫な素材ですが、瞬間的に強い力が加わると破損する可能性があるため、硬いものを無理に噛むのは避けるようにしましょう。

5. 激しいスポーツの影響

ラグビーやボクシングなどの接触を伴うスポーツを頻繁に行うと、歯に強い衝撃が加わり、セラミックの歯が欠けたり割れたりするリスクがあります。激しい運動をする際には、マウスガードなどで歯を保護することが推奨されます。

6. 歯科医師の技術不足

セラミック治療には高い技術が求められます。残念ながら経験不足の歯科医師による治療では、セラミックが天然の歯にしっかりとフィットせず、隙間ができる場合があります。医原性となり、この隙間から細菌が侵入すると虫歯のリスクが高まり、結果的にセラミックの寿命が短くなります。

また、治療中の技術的なミスが原因でセラミックが欠けることもあるため、信頼できる歯科医師のもとで治療を受けることが大切です。

では、どのタイミングで交換していくのがよいでしょうか。

セラミックの歯の交換が必要になるタイミング

セラミックの歯は耐久性が高いものの、状況によっては交換が必要になることがあります。以下に、交換の目安となる主なケースを詳しくご紹介します。

1. 割れたり欠けたりした場合

セラミックは丈夫な素材ですが、強い衝撃や力が加わると割れたり欠けたりすることがあります。このような場合、交換を検討する必要があります。

小さな欠けであれば、研磨や修復で対応できる場合もありますが、基本的に破損した場合は交換が望ましいとされています。

2. 天然歯との適合が悪くなった場合

セラミックの歯を装着する際には、天然の歯にぴったりとフィットさせることが重要です。しかし、加齢や噛み合わせの変化により、適合が徐々に悪くなることがあります。

適合が悪くなると、セラミックが外れやすくなったり、隙間が生じて虫歯や歯周病のリスクが高まります。このような場合、早めに交換することをおすすめします。

3. 土台の歯が虫歯になった場合

セラミック自体は虫歯になりませんが、土台となる天然の歯が虫歯になる可能性はあります。

土台が虫歯になると、セラミックの詰め物や被せ物を取り外して治療を行う必要があります。その後、治療後の歯に合う新しいセラミックの詰め物や被せ物を作り直すことが必要になります。

最後に長持ちさせる秘訣のご紹介です。
ぜひご参考にお願いします!

セラミックの歯を長持ちさせるためのポイント

セラミックの歯をより長く快適に使い続けるためには、いくつかの工夫が必要です。以下に、寿命を延ばすための具体的なポイントをご紹介します。

1. ナイトガードの使用

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、ナイトガードを使用することをおすすめします。ナイトガードとは、就寝中に装着する専用のマウスピースで、歯同士が直接ぶつかるのを防ぎ、過度な圧力や摩耗を軽減します。

ナイトガードは個々の口の形に合わせて作られるため、しっかりフィットし、歯にかかる不必要な力を軽減することで、セラミックの歯を保護する効果があります。

2. 口腔ケアを徹底する

セラミックの歯は虫歯になりませんが、土台となる天然の歯が虫歯になるリスクがあります。そのため、毎日の口腔ケアを徹底することが重要です。

歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間やセラミックの周辺に溜まった汚れをしっかり取り除きましょう。

柔らかく小さめのヘッドの歯ブラシを選び、歯と歯茎の境目に45度の角度で当てて、小刻みに優しく動かすのが効果的です。

3. 定期的な歯科医院でのメンテナンス

セラミックの歯を長持ちさせるためには、歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。

歯科医院では、日常の歯磨きでは取り切れない歯垢や歯石を専用の器具で徹底的に除去します。これにより、虫歯や歯周病を予防し、セラミックの歯を支える天然の歯を健康に保つことができます。

さらに、セラミックの詰め物や被せ物の状態や噛み合わせに問題がないかをチェックしてもらえるため、万が一のトラブルにも早期対応が可能です。

セラミック治療お悩みであれば中目黒BIANCA歯科矯正歯科へ

 

 

いかがでしたでしょうか。 今回はセラミックの寿命やその持たせ方についてお話しさせていただきました。

セラミック治療を検討される際には、メリットとデメリットをよく理解し、納得のいく形で治療を進めることで最善の結果を手にいれることができます。

中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、適切な検査と責任をもった治療を提供しています。

また当院では、カウンセリングや説明の時間を重視しており、ゆったりした時間を設け、患者様が治療の内容を十分に理解し、納得した上で治療に進むことができるように努めています。

セラミック治療についてお悩み中の方でより詳しく知りたい方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。

 

中目黒駅徒歩1分の歯科・歯医者 『中目黒BIANCA歯科矯正歯科』

〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-1-2中目黒GTハイツ2F B2-2

【アクセス】

中目黒駅より徒歩1分

 

監修

院長 宍戸 孝太郎
中目黒BIANCA歯科矯正歯科
院長 宍戸 孝太郎

資格・所属学会

  • 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
  • SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
  • SAC講師
  • club SBC
  • 日本口腔インプラント学会認定医
  • 日本口腔外科学会会員