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マイクロ顕微鏡による歯科治療の特徴とその利点
中目黒南口改札より徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。
みなさまはマイクロ診療という言葉をご存じでしょうか?テレビで医療系のドラマなどで時折登場したりします。
実は歯科領域でも大活躍しています。
歯科医療の進歩は日進月歩であり、その中でもマイクロ顕微鏡の導入は特筆すべき革新と言えます。マイクロ顕微鏡は、歯科治療における視認性と精度を飛躍的に向上させ、治療の成功率を高め、患者の快適さを増すツールとして重要な役割を果たしています。かくいう私もその魅力に取り憑かれた一人で、その有用性を実感しています。本コラムでは、マイクロ顕微鏡を用いた歯科治療が一般の歯科診療とどのようにちがうのか、その特徴とその利点について詳しく解説します。
マイクロ顕微鏡とは
歯科診療というのは小さい部位の細かい作業の連続です。虫歯の菌に汚染された部位を削ったり、歯の中の神経を除去したり、とても肉眼(裸眼)では捉えきれない細かさと小ささです。従来では、もし見えづらい部位の治療は手指の感覚など経験と勘に頼って行わなければならず、そのため結果が思わしくないこともしばしば見受けられました。
一方で、マイクロ顕微鏡下での治療は、高倍率の光学機器を用いて、肉眼では見えにくい、もしくは見ることができない細部を拡大して観察しながら行える治療です。歯科治療においては、最大約20倍から40倍の倍率で患部を観察することが可能です。これにより、従来の方法では見つけることができなかった細かな異常や病変を発見し、精密な治療が行えるようになりました。
中目黒駅より徒歩1分の歯医者「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」では治療精度を高めるために、すべての治療にカールツァイス社のマイクロスコープを活用して、患部を拡大視しながら処置する精密治療を提供します。
マイクロ顕微鏡の利点
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視認性の向上
マイクロ顕微鏡を使用することで、歯や歯周組織の微細な構造を詳細に観察することができます。例えば、微細な亀裂やごく初期段階の虫歯、根管内の異常など、肉眼では見えにくい部分を正確に捉えることができます。これにより、初期段階での診断と早期治療が可能となり、患者様にとっての負担が軽減されます。また動画などで撮影することにより、従来患者様の立場に立つと、どんな診療をしていたのだろうと思う時があるかと思います。その時も治療の振り返りができるのでより詳しい治療内容や状況を知ることができます。
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治療精度の向上
最大の魅力でもありますが、高倍率での観察が可能なため、治療の精度が飛躍的に向上します。例えば、根管治療(歯の根の治療のこと、過去のコラムをご参考ください)においては、その複雑な根管系を詳細に確認し、適切で正確な処置することが可能です。これにより、治療の成功率が高まり、再治療のリスクを減少させることができます。
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患者様の快適さの向上
こちらもとても大きい恩恵の一つで、マイクロ顕微鏡を用いることで、より精密な処置が可能となるため、必要最小限の侵襲で治療を行うことができます。これにより、患者様の術後の痛みや不快感が軽減され、回復期間も短縮されます。また、治療の正確さが向上するため、治療回数の減少や再治療の必要性も低くなります。
実際の治療への応用
こちらは中目黒BIANCA歯科矯正歯科で行われる治療の一部です。中目黒BIANCA歯科矯正歯科ではすべての治療にマイクロスコープを用いて治療を提供しております。
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根管治療
中目黒BIANCA歯科矯正歯科でのコラムでご説明していますが、根管治療は、歯の中にある根管を清掃し、消毒した後に充填する治療法です。この治療では、非常に細かい根管を完全に処置する必要があります。従来では、盲目化で行われることがしばしばありました。しかしマイクロ顕微鏡を用いることで、根管内部の微細な亀裂や分岐を正確に確認でき、より確実な治療が可能となります。長期予後に関してまったく異なるものとなってきます。
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インプラント治療
こちらも過去のコラムでお話ししている治療になります。インプラント治療では、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の被せ物を装着します。この治療でも、正確な位置決めや周囲の組織への影響を最小限に抑えることを目的に、マイクロ顕微鏡が有効です。特に、骨とインプラントの接合部分を詳細に確認しながら処置を進めることが重要です。
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歯周治療
こちらも過去のコラムで解説しておりますので、よければそちらもご参考になさってください。歯周病の治療においても、マイクロ顕微鏡は有用です。もちろん細菌まで確認することはできませんが、従来と比較し、圧倒的に歯周ポケット内の詳細な状態を観察し、炎症の原因となるプラークや歯石を的確に除去することができます。これにより、歯周病の進行を抑え、より健康な歯周組織を維持することができます。
日本国内でマイクロ導入における課題
マイクロ顕微鏡の導入には多くの利点がありますが、いくつかの課題も存在します。まず、単純に機器のコストが高いことが挙げられます。また、操作には専門的な技術が求められるため、適切なトレーニングが必要です。さらに、治療時間が長くなる場合もあり、患者様の協力も重要となります。
昨今はマイクロ導入歯科医院は増えてきましたが、、それでも今現状国内の歯科医院でのマイクロ導入率は10%以下と言われております。
当院中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、より精密な治療には不可欠と考えており、すべての治療に導入しております。
まとめ
マイクロ顕微鏡を用いた歯科治療は、視認性と精度の向上により、患者様にとって多くの利点をもたらします。今回例にあげた根管治療やインプラント治療、歯周治療以外にも保存治療や検診などさまざまな治療において有効であり、治療の成功率を高め、患者様の快適さを向上させることができます。今後も技術の進歩とともに、さらなる活用が期待される分野です。当院中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、マイクロ顕微鏡を駆使した治療を通じて、より高品質な歯科医療を提供し、患者の健康と笑顔を守り続けたいと考えています
マイクロ歯科治療なら東京都目黒区の中目黒BIANCA歯科矯正歯科へ
今回は歯科におけるマイクロ治療・診療についてご説明させていただきました。
中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、患者様の不安や痛みを取り除けるようさまざまな工夫をして治療を提供しています。
そのうちの一つがマイクロ治療といっても過言ではないでしょう。
また、当院ではカウンセリングや説明の時間を重視しており、ゆったりした時間を設け、患者様が治療の内容を十分に理解し、納得した上で治療に進むことができるように努めています。
マイクロ治療をより詳しく知りたい方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。
中目黒駅徒歩1分の歯科・歯医者 『中目黒BIANCA歯科矯正歯科』
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-1-2中目黒GTハイツ2F B2-2
【アクセス】
中目黒駅より徒歩1分
監修
院長 宍戸 孝太郎
資格・所属学会
- 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
- SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
- SAC講師
- club SBC
- 日本口腔インプラント学会認定医
- 日本口腔外科学会会員