差し歯とインプラントの違いはなんですか?|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

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差し歯とインプラントの違いはなんですか?|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

差し歯とインプラントの違いとは

中目黒徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。

よく患者様からインプラントがとれた!というご相談を受けて、いざ拝見させてもらうと?ということや、逆のパターンもありました。

そこで今回改めて2つの違いと比較をしてみようと思います。

人工の歯を取り付ける治療法として、「差し歯」と「インプラント」が存在します。

これらの治療法は、上記のご相談のように、しばしば混同されることがありますが、実際には差し歯とインプラントは全く異なる治療法であり、それぞれに独自の違いが存在します。

差し歯とインプラント、どちらの方がご自身に適しているのか、どちらにもメリット、デモリットがあります。両者の違いについて知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

結論:最大の違いは歯が残っているのかいないのか。(歯根があるかないか)

差し歯とインプラントの一番の違いは、歯の根(歯根)が存在しているかどうかです。

インプラントは何もない状態の骨に人工の根を入れる治療に対し、差し歯は、一部残っている歯の根を土台にして人工の歯を被せる治療法です。

そのため、歯が全て失われている場合はインプラント、歯の根が存在している場合は差し歯が治療法として選択されます。

またもっと深い話をすると、歯根には歯根膜という膜があり、噛んだ感覚などがわかる体の正確な器官がありますが、インプラントにはありません。

また後述いたします。

 

両方の違いを比較

項目ごとに検討していきます。

費用

差し歯は保険診療か自費診療かを選択でき、インプラントは自費診療のみという違いがあります。

保険診療の医療費は通常3割負担ですが、自費診療の場合は、治療費の全額を患者様が負担するため、費用が高額になる傾向があります。

インプラントにかかる費用は医院ごとによって差がありますが、1本30万〜50万が一般的な相場です。

一方で、保険適用の差し歯は、土台を含めて1本5,000〜12,000円程度で比較的安価で治療を受けることができます。

また使用する素材によって保険適用外になる場合もあり、その場合は自費診療になります。

差し歯の自費診療では、使用する素材に応じて1本7万〜20万円程の費用がかかります。また同様に土台作りにも別途費用がかかります。こちらも相場が1万〜5万ほどです。

当院でも複数のオプションを用意しております。それぞれに違いがございますので、それは改めてまたご紹介いたします。

審美性

もちろん銀歯や保険の材質と比較するとその差は、歴然としたものになります。

保険診療の差し歯では、前歯から中間の歯までは白い歯、奥歯には銀歯が選択されることが一般的です。

保険診療の白い差し歯の素材は主にプラスチックのような樹脂が使用されます。費用を抑えることができますが、天然の歯のような見た目に近づけるのは難しく、色の種類もそこまで多くありません。また時間の経過とともに変色や歯茎の黒ずみが気になりやすいという特徴があります。

しかし、自費診療での差し歯治療であれば、より高品質な素材であるセラミックやジルコニアが選択でき、これらの素材は天然の歯と同じような見た目に仕上げることができるため、より自然で違和感のない仕上がりが実現できます。

よってこれは、どちらも比較して変わりはありません。最終的には同様のものが被せ物となります。

治癒期間

差し歯とインプラントでは、治療期間に差があります。

一般的には、状況にもよりますが、差し歯の方が早く、根の治療など含めて1、2ヶ月程度のことが多いかと思われます。

一方インプラントで時間がかかるかと言われればそのようなこともなく同程度で終えることもあります。

差し歯でも難しいケースの場合では、もっと時間を要することもあります。

いずれにしろきちんと歯科医師の診断のもと、どちらを選択するかを慎重に考えていきます。

中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、様々な症例にご対応しております。その方のベストだと思われる治療を一緒に考え、ご提案いたします。

 

長期予後(寿命)

こちらも一概と言えないので、難しい項目ですが、間違えなく言えることは、差し歯、インプラント両方の寿命は、使用する素材や定期的なメンテナンスの有無によって大きく影響を受けます。

一般的にインプラントはおよそ10〜15年程の寿命とされており、約90%の方が10〜15年間にわたって問題なく使用できているという報告があります。

一方で、保険適用の差し歯は約7〜10年程度、自費診療の差し歯は約10〜20年程の寿命です。

ここでお話しをすることは、それぞれのメリット、デメリットを考えて、材質や値段で考えるのではなく、きちんとした科学的根拠に基づいた診断、ルールを守った治療を受けていただくことが重要ということです。

これらの寿命はあくまでも目安であり、メンテナンスを定期的に行うことで寿命を延ばすことができます。

特にインプラントに関しては、適切な衛生管理と定期的な歯科医院での定期メンテナンスが必要です。

これによって、口腔内の健康状態を確認し、早期に問題を発見・対処することができるため、20年以上に寿命を延ばすことも可能です。

当院宍戸の症例ですが

(術前)

(術後13年経過)

差し歯もインプラントも両方とも13年経過し、幸いに特に問題は起こっていません。今後も注意深くメンテナンスをさせていただきますが、中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、その方の人生の一部に関わらせていただく以上責任を持った治療をお約束いたします。

インプラント治療なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科へ

差し歯とインプラントは全く別物であり、一番の違いは、歯の根があるかどうかです。

また、その他にも、費用や治療期間、審美性など様々な違いがあります。

差し歯とインプラントどちらを選ぶかは、歯の状態や治療箇所、予算などによって変わってきます。

中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、患者様一人ひとりの歯や骨の状態に合わせて、最適な治療プランを提案しています。

また、当院ではカウンセリングや説明の時間を重視しており、ゆったりした時間を設け、患者様が治療の内容を十分に理解し、納得した上で治療に進むことができるように努めています。

インプラント手術をご検討中でより詳しく知りたい方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。

日本口腔インプラント学会認定医 宍戸 がコンセプトと責任を持った治療をお約束いたします。

 

中目黒駅徒歩1分の歯科・歯医者 『中目黒BIANCA歯科矯正歯科』

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【アクセス】

中目黒駅より徒歩1分

 

監修

院長 宍戸 孝太郎
中目黒BIANCA歯科矯正歯科
院長 宍戸 孝太郎

資格・所属学会

  • 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
  • SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
  • SAC講師
  • club SBC
  • 日本口腔インプラント学会認定医
  • 日本口腔外科学会会員