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歯医者さんで虫歯を治療したら費用はどのくらい?通院回数や治療内容を徹底解説
中目黒徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。
あと1ヶ月もすると一年が終わってしまいますね。毎年思いますが、年々時間が経つのが早くなっているような気がします。
さて、今回はシンプルに虫歯治療のお話です。
最近SNS特にTikTok LIVEを中目黒BIANCA歯科矯正歯科としておこなっているのですが、その中でも虫歯の治療費について、ご質問をいただくことが多いです。しかし、費用がかかるからといって虫歯を放置してしまうと、症状が悪化し、最終的には歯を失う可能性もあります。そのため、虫歯がある場合は、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。
軽度の虫歯であれば比較的安価に治療を受けられる場合が多いですが、実際の治療費は虫歯の進行度や治療内容によって大きく変わります。
今回の記事では、以下のポイントを詳しく解説します
- 虫歯治療にかかる1回あたりの費用の目安
- 必要な通院回数と費用総額の目安
- 自由診療の場合の治療費の範囲
今回は、あくまで一般的なもので、この場合ならこういった治療など少し限定で気にさせていただき、虫歯治療に関する費用などをしっかり理解し、早めの治療を検討する助けになれば幸いです。それでは早速コラムを始めますね。
1回あたりの虫歯治療費について
虫歯治療の費用は、初診料と治療そのものにかかる費用に分かれます。また、虫歯の進行度によって治療内容が異なるため、費用も変動します。ここでは、それぞれのケースごとに詳しく説明します。
初診時の費用
初めて歯科医院を受診する際は、初診料がかかります。この費用には、口腔内の基本的な検査、口腔内写真や大きなレントゲン撮影のパノラマ撮影などが含まれます。
費用の目安: 3割負担で 約3,000円〜4,000円
軽度の虫歯の場合
虫歯がごく初期で、エナメル質がわずかに溶けている状態の場合、1回の治療で完了することが多いです。歯を削り、コンポジットレジン(プラスチック)を詰めて固める治療が一般的です。
また、ごく初期で削らずにフッ素塗布やクリーニングで済むケースもあります。
費用の目安: 3割負担で 約1,500円〜3,000円
中等度の虫歯の場合
虫歯が象牙質まで進行した場合、より多くの歯を削る必要があり、コンポジットレジンでは対応できないことがあります。この場合、歯型を取り、詰め物を作成して装着します。
治療は2回以上の通院が必要で、詰め物が完成するまで1週間ほどかかることもあります。
費用の目安: 3割負担で 約3,000円〜1万円
神経に達した虫歯の場合
虫歯が歯の神経に達すると、根管治療(歯の神経を除去して消毒する治療)が必要です。この治療は複数回にわたる通院が必要で、治療期間も長くなります。
費用の目安: 3割負担で 約1万円〜2万円
抜歯が必要な場合
虫歯が重症化して歯の保存が難しい場合、抜歯を行います。
費用の目安: 3割負担で 約3,000円〜7,000円
抜歯後の治療費
歯を抜いた後には、欠損部分を補うためにブリッジや入れ歯、またはインプラントなどが必要です。
- ブリッジ・入れ歯: 保険適用可能。費用は比較的安価。
- インプラント: 保険適用外で高額(数十万円以上)。
虫歯治療費は、進行度が低いほど安価で済む傾向があります。早めの治療を心がけましょう。
それでは、今度は回数や期間はどうでしょうか。
虫歯治療における通院回数
虫歯治療の通院回数は、虫歯の進行度や治療内容によって異なります。ここでは、進行段階ごとに通院回数の目安を解説します。
軽度の虫歯の場合
軽度の虫歯では、1回の通院で治療が完了するケースが多いです。
ただし、軽度だからといって放置してしまうと虫歯が進行し、通院回数が増える原因になるため注意が必要です。
中等度の虫歯の場合
虫歯が進行し、削る範囲が広くなった場合、詰め物を装着するために歯型を取る工程が必要になります。この場合、2〜3回程度の通院が目安となります。
神経に達した虫歯の場合
虫歯が神経に達すると、根管治療が必要です。根管内を清掃・消毒し、再感染を防ぐために慎重に治療を進めます。
この治療は段階を踏んで行うため、通院回数の目安は4〜6回程度となります。
抜歯が必要な虫歯の場合
抜歯が必要な場合、抜歯そのものは1回で終わりますが、その後の消毒や傷の回復を待つために通院期間が延びることがあります。また、歯を補うための治療(入れ歯やブリッジの作製・調整など)も含めると、通院回数は5回以上になることが一般的です。
さらに、インプラント治療を選択する場合は、人工歯根を埋め込んだ後、骨と結合するまで数ヵ月の期間が必要です。そのため、治療が完了するまで3ヵ月〜1年程度かかることもあります。
なるべく回数はかけたくないですよね。。。
虫歯は進行するほど治療に時間がかかるため、同様に、早めに歯科医院を受診し、通院回数を抑えることが大切です。
虫歯完治までにかかる費用総計の目安
虫歯治療にかかる総費用は、虫歯の進行度や治療内容によって異なります。以下に具体的な目安を説明します。
保険適用の場合
例えば、虫歯が4本あったとしても、軽度の虫歯であれば保険適用(3割負担)の範囲内で 約1万5,000円程度に抑えられることが一般的です。
中等度の虫歯や神経まで達した虫歯、あるいは抜歯が必要な場合でも、保険適用内であれば総額が 10万円を超えることは少ない と考えられます。
自由診療の場合
自由診療を選択する場合、治療内容や使用する材料によって費用は大きく変動します。例えば、金属ではなくセラミックの詰め物を選ぶ場合や、インプラントを選択する場合には、費用が高額になる傾向があります。過去のブログでも記載しておりますのでよければご参考ください。
歯科医院によっても料金設定が異なるため、治療を開始する前に検査を受けて詳しい費用を確認すると良いでしょう。
当医院でも料金表がございますのでご参考にお願いいたします。
最後にあくまで一般的な自由診療の治療費を記載しておきますね!
自由診療における詰め物・被せ物・入れ歯・ブリッジ・インプラントの費用
詰め物の費用
自由診療で選べる詰め物には、以下の種類があります:
- ゴールドインレー: 強度が高く、二次虫歯になりにくいのが特徴。
- ジルコニア・オールセラミック: 天然歯に近い美しい見た目が得られるのが魅力。
費用の目安: 5万円〜7万円程度
被せ物の費用
自由診療の被せ物にはさまざまな選択肢があります:
- ゴールドクラウン
- メタルボンド
- オールセラミック
- ジルコニア
使用する素材によって価格が異なりますが、見た目や耐久性に優れるものが多いです。
費用の目安: 6万円〜18万円程度
入れ歯の費用
自費診療の入れ歯には、金属製やシリコン製などがあります。保険適用の入れ歯と比べ、以下の利点があります:
- 違和感が少ない
- 発音がしやすい
- 噛む力が強化される
部分入れ歯の費用: 10万円〜50万円程度
総入れ歯の費用: 20万円〜50万円程度
ブリッジの費用
ブリッジは、失った歯の両隣を土台として人工歯を装着する治療法です。
- 自由診療では、ジルコニアやオールセラミックが選べ、色調の調整や高い強度が特徴です。
- 見た目が自然で、耐久性にも優れています。
費用の目安(欠損1本あたり): 5万円〜15万円程度
インプラントの費用
インプラント治療は保険適用外のため、高額になります。
- 人工歯根を顎骨に埋め込むことで、自然な噛み心地や美しい見た目が得られます。
- 適切なメンテナンスを行えば長期間使用できる耐久性が魅力です。
費用の目安(1本あたり): 30万円〜50万円程度
虫歯治療なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科へ
いかがでしたでしょうか。
中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、インプラント認定医 宍戸が患者様一人ひとりの歯や歯肉の状態に合わせて、最適な治療プランを提案しています。治療後もきちんとしたフォローアップもさせていただいております。
また、当院ではカウンセリングや説明の時間を重視しており、ゆったりした時間を設け、患者様が治療の内容を十分に理解し、納得した上で治療に進むことができるように努めています。
虫歯治療をご検討中でより詳しく知りたい方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。
中目黒駅徒歩1分の歯科・歯医者 『中目黒BIANCA歯科矯正歯科』
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-1-2中目黒GTハイツ2F B2-2
【アクセス】
中目黒駅より徒歩1分
監修
院長 宍戸 孝太郎
資格・所属学会
- 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
- SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
- SAC講師
- club SBC
- 日本口腔インプラント学会認定医
- 日本口腔外科学会会員