虫歯の初期って?歯医者さんでCOって耳にするけどあれ何?|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

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虫歯の初期って?歯医者さんでCOって耳にするけどあれ何?|中目黒BIANCA歯科矯正歯科|中目黒駅の歯科・歯医者・矯正なら中目黒BIANCA歯科矯正歯科

初期虫歯への対応

こんにちは。

中目黒南口改札より徒歩1分の歯医者・歯科「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」院長の宍戸です。

暑すぎて、アイスとかき氷を毎日食べてしまいます。

さて、今回そのアイスを食べた後もし、歯を磨かなかったり、そのまま寝てしまったら、当然虫歯になってしまいますよね。

実は虫歯にも段階があります。初期虫歯とは、「まだ穴が開いていない状態の虫歯」を指します。この段階では脱灰が進行しているものの、穴は開いていません。脱灰が進むと「穴の開いた虫歯」になってしまいます。そのため、初期虫歯の脱灰の進行を抑えることが非常に重要です。

今回は「初期虫歯」について詳しくお話ししたいと思います。歯医者さんにしばらく行っていない方や現在通院中の方にむけてコラムを書いていきます。

初期虫歯=COとは

初期虫歯とは、脱灰が進行しているものの「まだ穴が開いていない状態の虫歯」のことを指します。歯医者さんで耳にするCO(シーオーと呼びます)とはこのことをさしています。

また脱灰とは、歯の表面に付着したプラークが生成する酸によって、歯の成分が溶け出してしまう現象のことです。その一方で、唾液に含まれる成分が歯に再び取り込まれることを「再石灰化」と呼びます。脱灰が進行すると、穴の開いた虫歯となり、治療が必要となります。しかしその脱灰の進行を防ぎ、再石灰化を促進することで、虫歯の進行を防ぐことができます。

初期虫歯の特徴

好発部位(できやすい場所)
初期虫歯は、歯と歯茎の境目や奥歯の溝、歯と歯の間にできやすいです。これらの部位は、ブラッシングが届きにくかったり、フロスなどあてづらい、磨き残しが多くなる場所です。

見た目・質感
初期虫歯は白く濁った見た目が特徴です。これは、脱灰によってエナメル質の透明感が失われるためです。しかし、質感はツルツルしており、健康な歯とほとんど変わりません。

では、その進行を抑えるのには何が有効でしょうか?

ぜひ参考にしてみてください。

初期虫歯の進行を抑える方法

  • フッ素の活用
    フッ素には歯の再石灰化を促す効果があります。毎日の歯磨きにはフッ素配合の歯磨き粉を使用することをお勧めします。また、歯と歯が接する部分の汚れは歯ブラシだけでは落としきれないため、フロスの使用も心がけましょう。フロスにフッ素配合の歯磨き粉をつけて使うと、さらに効果的です。最近では、フッ素を含むフロスも登場しています。中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、一般のものでは、販売ができない、濃度が濃いフッ素を用いております。定期的な塗布をおすすめします。

  • 間食を控える
    こちらは食事指導の一環として指導しています。プラーク内の虫歯菌は酸を生産するために「砂糖」を原料としますが、実際には「発酵性炭水化物」が関与しています。砂糖を含まないパンや白米もその一例です。食事以外の間食が増えると、再石灰化の時間が減少し、虫歯リスクが高まりますので注意が必要です。食べてしまう気持ちはとてもわかるので、大切なのはそのフォローですね!

  • 唾液の量を増やす
    唾液は再石灰化を促進する役割があります。そして唾液を積極的にうながすことは可能です。それは、糖を含まないキシリトールやCPP-ACP(カゼインホスペプチド)のガムがおすすめです。特にCPP-ACPは歯にカルシウムを供給するため、唾液が少ない方に適しています。

  • 定期健診の重要性
    これが一番大事だと思います。毎日の歯磨きやフロスでは100%の汚れを落とすことは難しいため、歯医者さんでの定期健診でしっかりと汚れを取り除いてもらいましょう。また、磨きにくい部分への歯ブラシの当て方や歯磨きの癖を指導してもらうことで、セルフケアを向上させることができます。定期健診では高濃度フッ素の塗布も行えます。

虫歯のチェックも重要です。詰め物の下や歯と歯の間の虫歯は目視では見つけられないことが多いので、中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、半年や年に一度、全体の細かいレントゲン撮影を行っています。これを行うことで、初期段階での虫歯発見の可能性が高まります。また、定期的な撮影を通じて経年的な変化を確認することができ、虫歯だけでなく歯周病や根尖性歯周炎の進行状況も把握できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。虫歯予防として毎日の歯磨きは欠かせませんが、初期虫歯ができてしまった場合、そのセルフケアには改善が必要です。歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシなども取り入れ、適切なケアを行うことが重要です。それでまた歯が治るならこんなに嬉しいことはありませんよね?歯医者さんで歯磨き指導を受けて、セルフケアの質を向上させ、お口の健康を維持しましょう!

虫歯予防・治療なら東京都目黒区の中目黒BIANCA歯科矯正歯科へ

今回は初期虫歯についてお話させていただきました。フッ素塗布や予防歯科など

歯の悩みや不安を抱えていらっしゃる方は、中目黒BIANCA歯科矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。

中目黒駅徒歩1分の歯科・歯医者 『中目黒BIANCA歯科矯正歯科』

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【アクセス】

中目黒駅より徒歩1分

 

監修

院長 宍戸 孝太郎
中目黒BIANCA歯科矯正歯科
院長 宍戸 孝太郎

資格・所属学会

  • 厚生労働省認定歯科医師臨床研修医指導医
  • SBC(Surgical Basic Course 歯周形成外科コース)インストラクター
  • SAC講師
  • club SBC
  • 日本口腔インプラント学会認定医
  • 日本口腔外科学会会員