ボツリヌストキシン（ボトックス治療）
ボツリヌストキシンはボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種で神経に作用し、筋肉の働きを柔らかく緩めた状態にする作用を持ちます。ボトックス治療はこの筋弛緩作用を利用して、発達した筋肉を緩める治療です。肥大化した咬筋（エラ）にボトックス注射をすることで慢性的な歯ぎしり・食いしばりを改善することがきます。
効果には個人差がありますが、注射後1週間ほどで効果が現れ始め、2〜3ヶ月頃をピークに3ヶ月〜半年ほど効果は持続します。1度の注射で生涯効果続くことはありませんが、歯ぎしりや食いしばりが落ち着くまでは、定期的に注射を受け続けることをオススメしています。
中目黒駅徒歩1分の歯医者「中目黒BIANCA歯科矯正歯科」では、このボトックス治療にも対応しています。歯ぎしりや食いしばりはもちろん、咬筋の張りやお口周りのしわが気になる方、もしかしたらその症状を改善できるかもしれません。まずは一度当院までお気軽にご相談ください。
このチェックリストに該当することがあれば、一度いらっしゃってください。
何もなければ安心ですし、歯ぎしり・食いしばりがあれば早めに対処することが必要でしょう。
噛むことに使われる咬筋に直接作用して筋肉を緩めるため、睡眠時の歯ぎしりに効果的なほか、日中の食いしばりの緩和にも期待が持てます。
ガミースマイルとは上唇を上げる筋肉が発達し、笑ったときに歯茎が見えてしまう症状です。ボトックス治療により上唇挙筋と上唇鼻翼挙筋の働きを抑え、笑ったときの歯茎の露出を抑える効果が期待できます。
顎関節症は、顎の関節を構成する骨や筋肉などの以上によって生じます。分類としてⅠ〜Ⅴまでのタイプで分別されますが、ボトックス治療ではⅠ型（咬筋や側頭筋など）の症状に効果的と言われています。
歯ぎしり・食いしばりや顎関節症の症状が改善されることで、それらが原因で発生していた頭痛や肩こりは改善する可能性があります。
口角を引き下げる筋肉にボツリヌストキシンを注入することで、口角が下がるのを抑える、また表情筋のひとつであるオトガイ筋に対してボツリヌストキシンを注入することで梅干しアゴを改善することが可能です。
1
問診・カウンセリング
治療前に患者様の口腔内の状態を確認します。お困りごとや気になる症状についてもヒアリングさせていただいた上で、適切な方法をご提案いたします。
2
視診
視診では、以下の3つを確認します。
3
レントゲン撮影・診断
患者様の口腔内をより詳しく把握するためにレントゲン撮影を行います。歯並びの状態や顎関節などの治療に関係する部位を確認し、一人ひとりの口腔内の状態に合わせた施術を検討します。
4
診断とご説明
カウンセリング内容やレントゲン画像、検査結果を元に治療方法をご提案します。費用や治療に伴うリスクのご説明に加え、不安な点や気になる点についてもお答えいたします。
5
ボトックス治療
治療当日は口腔内の状態に問題がないか、再度確認を行った上で治療を開始します。
治療は約10分程度で終了します。注射針に関しても痛みの出にくい細い針を使用いたします。
5
アフターケア（約1ヶ月後）
治療後は1ヶ月に1度、当院までお越しいただき経過観察をしていきます。治療後の症状の変化やお困りごとがあればヒアリングさせていただき、必要に応じて治療を行います。
下記の方は注射をお受け出来ない場合があります。
矯正や噛み合わせ治療で前に出ていた歯が引っ込むと、口元のその部分の皮膚がたるんでシワが出る場合があります。せっかく歯を美しく治しても、シワができてしまっては審美治療が成功したとは言えません。
中目黒BIANCA歯科矯正歯科では、ヒアルロン酸を注入してほうれい線や口元のシワを和らげる治療が可能です。
注射を打つので、針を刺す痛みは感じます。
注射後は、少し重くなるような感覚になります。その重くなるが正常な感覚です。
ダウンタイムはありません。注射後、そのままご帰宅いただいても大丈夫です。
お酒は注射当日と翌日はお控えください。
注射2週間から1ヶ月後は、経過観察と評価のために１度ご来院いただき、その後問題がありませんでしたら通院は必要ありません。ボトックスの効果が切れて再度注射をご希望の際は、改めてご予約をお願い致します。
ボトックスは製品名です。（アラガン社が製造）したがって、ボツリヌス治療とボトックス治療は名前の違いであって、ボツリヌストキシンから抽出されたタンパク質を使用しているに変わりはありません。
資格・所属学会